これまで38年間、OBS大分放送での地域取材と、大学院での人口減少時代の地域づくりの研究から、「新しい国東の未来をデザインする5つの政策」をつくりました。
まず、最大の課題である「①人口減少対策」では、国東市を出ていく若者を少なくし、来たい人を増やすために、移住支援、定住支援、婚活・出産支援、就労支援、関係人口づくりを進めます。
「②地域産業の活性化」では、商品といっしょに国東市をPRすることで、応援してくれるファンを増やすため、農林水産業の振興、地場産業のイノベーション、起業・創業支援、観光・インバウンドの促進、伝統産業の継承と発展を掲げました。
「③安全・安心で活気あるまちづくり」では、国東市の未来を守るため、お互いが支え合う仕組みをつくるため、地域コミュニティの活性化、高齢者の生きがいづくり、医療・介護・福祉の充実、防災・防犯の強化、公共交通を活かしたまちづくりを進めます。
「④子育て・教育環境の充実」では、まちは人によってつくられるから、将来の国東市を支える人をつくるために、子育て支援、教育の充実、図書館の充実、公園・スポーツ施設の充実を目指します
「⑤地域文化の継承と創造」では、国東市の魅力に気づき、他の地域に誇れる文化を継承するため、地域文化の保存継承、地域の知の継承、石造文化の保存活用、新たな地域文化の創造に取り組みます。
次回は、最大の課題である「①人口減少対策」について、詳しくお伝えします。
