お知らせ
プロフィール
昭和35年生まれ、武蔵町古市育ち | ||
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武蔵町保育園、武蔵東小学校、武蔵中学校、大分県立国東高等学校 | ||
昭和58年 | 東京学芸大学卒業 | |
(令和元年) | 大分大学大学院経済学研究科 博士前期課程 地域経営政策専攻修了 | |
(令和4年) | 大分大学大学院経済学研究科 博士後期課程 地域経営専攻修了 博士(経済学)を取得 |
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昭和58年 | OBS大分放送入社 OBSラジオ「ナウナウナウ大行進」、「アニメマインド」、「夕方なしか!」、 OBSテレビ「ニュースライン」、「かぼすタイム」の他、スポーツ中継を担当 |
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平成14年 | OBSアナウンス部長 | |
平成21年 | OBS報道部長 | |
平成27年 | OBS報道制作局長 | |
平成30年 | OBSメディア局長 | |
令和2年 | 12月定年退職 | |
令和4年現在 | OBSラジオ「夕方なしか!」出演 TOSテレビ大分「サタデーパレット」出演 公益財団法人おおいた共創基金理事 おおいたボランティア・NPOセンター運営アドバイザー 大分合同新聞文化教室「上手な話し方講座」講師 毎日新聞・大分弁俳句選者 |
博士(経済学)
専門分野は人口減少時代の地域政策・地域経営について
修士論文「地方創生の成果と課題-大分県市町村アンケート調査から-」
博士論文「NPOによる新しい地域づくり活動の条件とメディアの役割について
-大分市中心部での地域活性化イベントを事例として-」
現在も大分大学大学院経済学研究科に所属し「人口減少時代の地域づくり」を研究
趣味…読書、剣道(五段)、ギター演奏
政策
※政策についてのご意見等は、ページ下部の投稿フォームよりお送りください。
1.人口減少対策
~国東市を出ていく若者を少なくし、来たい人を増やす~
①移住支援
▶通常の移住、サテライトオフィスやリモート移住で若者の移住を促進
②定住支援
▶若者が希望を持って暮らせるための仕事や住まいなどの環境を整備
③婚活・出産支援
▶市内在住者や移住者との婚活イベントや結婚後の支援の強化
④就労支援
▶産業の担い手不足解消のためのマッチングや職業能力開発を支援
⑤関係人口づくり
▶県内外の大学との域学連携や移住につなげる保育留学を推進
2.地域産業の活性化
~産品といっしょに国東市をPRすることで、応援してくれるファンを増やす~
①農林水産業の振興
▶「美酒美食街道」づくりで産品の付加価値を高め、もうかる一次産業に
②地場産業のイノベーション
▶企業のDXやSDGs対策を推進し、新たなビジネス創出を支援
③起業・創業支援
▶宇宙港や世界農業遺産の関連商品やサービスなどの開発を支援
④観光・インバウンドの促進
▶六郷満山から宇宙港まで時間軸を超えた新たな観光とメディアでの情報発信
⑤伝統産業の継承と発展
▶七島イ製品や酒造り、農水加工品など伝統産業の付加価値を高める支援
3.安全・安心で活気あるまちづくり
~国東市の未来を守るため、お互いが支え合う仕組みをつくる~
①地域コミュニティの活性化
▶地域運営組織やNPOなど、協働で支える仲間づくりを推進
②高齢者の生きがいづくり
▶お年寄りの仕事づくりや集える場所づくりで健康寿命の延伸を応援
③医療・介護・福祉の充実
▶企業やNPOとの協働で、きめの細かな福祉サービスを支援
④防災・防犯の強化
住民同士のつながりをつくり、助け合う防災・防犯の仕組みづくり
⑤公共交通を活かしたまちづくり
▶住民・企業・行政が力を合わせ、便利なデマンド交通やコミュニティバスを運営
4.子育て・教育環境の充実
~まちは人によってつくられるから、将来の国東市を支える人をつくる~
①子育て支援
▶各種支援金の拡充と地域で見守る子育て環境づくりを推進
②教育の充実
▶児童、生徒、一人ひとりの夢を応援する主体的な学びの環境づくり
③図書館の充実
▶まちを支える人づくりの場所として、蔵書数やサービスを充実
④公園・スポーツ施設の充実
▶子どもから高齢者まで楽しめる遊具のあるスポーツ公園を整備
5.地域文化の継承と創造
~国東市の魅力に気づき、他の地域に誇れる文化を継承する~
①地域文化の保存継承
▶ユネスコ登録「吉弘楽」など、各地の伝統行事や祭りの継承
②地域の知の継承
三浦梅園をはじめとした先哲の功績を次世代に語り継ぐ郷土学を推進
③石造文化の保存活用
▶国東塔や仁王像など、日本一の石造文化を地域活性化に活用
④新たな地域文化の創造
▶アニメーションの舞台や映画のロケ地など、シティプロモーションの誘致
「新しい国東市づくり」を
志した理由
私は市町村合併前の旧武蔵町古市で、保育園、小学校、中学校、そして大分県立国東高校と、国東の豊かな自然と優しい人々に囲まれて育ちました。東京学芸大学卒業後、1983年にOBS大分放送に入社し、アナウンサーや報道、番組制作の仕事を通じて、当時の一村一品運動など県内各地の地域づくりの現場を取材してきました。
そして2017年、人口減少時代の地域づくりや地域課題解決のためには、どんな施策が必要なのかを研究するため、大分大学大学院経済学研究科地域経営政策に入学し、地域政策の考え方や全国各地の地域づくりの現状を学びました。
地方創生のきっかけともなった、国立社会保障人口問題研究所の2045年の市町村別将来推計人口を見ると、国東市は2015年(28,647人)を100とした場合、2045年には48%、13,848人と、県内で3番目に人口減少が進む自治体と予測されています。
人口減少が進むと、経済活動が減少したり、労働力不足によってこれまでの事業ができなくなったり、小中学校の統廃合や商店、医療機関の廃業などが起こり、住民生活に大きな影響が出てきます。従って、人口減少をいかに抑えられるかが、国東市の未来を左右すると言えます。
私は、人口減少対策として、簡単に言えば「国東から出ていく人を少なくし、国東に来たい人を増やす」ことだと考えます。そのためには、若い人たちが将来への希望を持って生活ができるような、時代を先取りした思い切った施策の実施が急務だと考えています。
そこで、地域の「困りごと」を解決し、誰もが明るく楽しく暮らせる新しい国東のまちづくりを目指すための5つの政策を提言します。「新しい国東市づくり研究会連絡所」では、「人口減少対策」、「地域産業の活性化」、「安全・安心で活気あるまちづくり」、「子育て・教育の環境充実」、「地域文化の継承と創造」の5つの政策について、皆様からのご意見をいただきながら、より良い施策をつくり上げたいと思います。そして、元気で明るく、暮らしやすい国東市を、将来世代の子どもたちに渡すことが、今を生きる私たちの使命だと考えています。
賛同していただける皆様方のご協力をお願い致します。
2022年12月27日
新しい国東市づくり研究会連絡所
松井 督治